大掃除リストを作るコツ
家事の中でも特に億劫なのが掃除、という人は多いはずです。
料理や洗濯は比較的好きでも、「掃除が好き」という人はあまりいません。
毎日しなければいけないものとはいえ、できるだけ手抜きができればいいのにと思っている主婦も多いことでしょう。
毎日の掃除だけでも大変なのに、大晦日には「大掃除」という一大イベントがあります。
大掃除と言うと、大晦日にゆっくり食事をする暇もなく、夜遅くまでかかって掃除をするというイメージがあるかもしれません。
ですが、ちょっとしたポイントを押さえることによって大幅に時間を短縮することも不可能ではありません。
まず、効率よく大掃除をするためには「大掃除のためのリスト」を作成することが大切です。
大掃除リストを作成する際には、簡単な場所から書き出していくことが重要です。
「収納棚を拭く」「浴室の鏡を磨く」など、楽で簡単に終わる箇所からリストアップしていくことによって、大掃除に取り掛かろうという気分を盛り上げることができます。
リストを作成する際には、いきなり「キッチン」などと大まかに書かずに、「キッチンテーブル」「電子レンジ」などと細かくリストアップしていくのがおすすめです。
掃除しなければならない項目と合わせて、作業にかかる時間を大まかに目安として書いておけば、「あとどのくらいで終わる」かが分かり、便利です。
誰が担当したか見える化する
大掃除リストでは、誰が担当したかを見える化することも大切です。
「お掃除を自分だけが多く分担している」と感じると不機嫌にもなりがちですので、できるだけ家族全員の分担が公平になるように、リストを見ながら掃除する箇所を決めていきます。
大掃除では、たとえ共働きでも主婦の負担は大きくなりがちです。
ですから、お風呂場の浴槽やキッチンの換気扇など、大変な作業は分担の少ないパートナーに任せてしまうという手もあります。
作業に時間のかかる部分は大晦日ギリギリにやらずに、早めに掃除をしておくことも忘れないようにしましょう。
網戸やサッシなどは、できるだけ天気の良い暖かい日に掃除をしたいので、天気予報と相談することも大切です。
ごほうびも用意しよう
大掃除を家族全員で協力して早めに終わらせた後は、子供が好きなレストランで夕食をとる、あるいは近くの温泉に行って羽を伸ばすなどといったごほうびを用意するのもいいアイデアです。
こうすれば「できるだけ早く家を掃除してみんなで食事をしに行こう」などと励みが出ますので、作業も楽しくなります。
大掃除を苦行とみなさずに、家族全員が協力してできる年中行事の一つと考えれば、毎年の大晦日も楽しく過ごせるようになるはずです。