「おそうじママ」という名前でブログを書いていることもあり、いつも家を綺麗に保たなければ、と意識している部分があります。
ただ、人間ですから、どうしてもやる気が起きない日や、体が重く感じる日もあります。
「あそこのホコリが気になる」「シンクを片付けなくては」と思いつつ、なかなか体が動かない。そして、そんな自分に少し罪悪感を覚えてしまうことも。
そんな時に私が実践しているのが、「あえて何もしない日」を意識的に作ることです。今回は、頑張るあなたの心を少しでも軽くできればと思い、私なりのお掃除の休み方について綴ってみたいと思います。
「何もしない」は、未来のための大切な時間
「掃除をしない」「家事を休む」と聞くと、どこか「サボっている」「手抜きをしている」ような、後ろめたい気持ちになる方もいるかもしれません。日頃から真面目に家事に取り組んでいる方ほど、そう感じやすいのではないでしょうか。
ですが、少し見方を変えてみてはいかがでしょうか。例えば、車が走り続けるためには、定期的な点検や燃料の補給が欠かせません。それと同じように、私たちの心と体にも、休息やエネルギーを補給する時間が必要です。
ですから、私にとって「何もしない日」は、決して単なる「サボり」ではありません。明日からまた穏やかな気持ちで家族と向き合い、家事に取り組むための「心と体のメンテナンス日」だと捉えています。
不思議なもので、このように思い切って休む日を設けると、溜まっていた心身の疲れが和らぎ、翌日には「さて、今日はあそこを片付けようか」と、静かに意欲が湧いてくることがあります。休むことで生まれた心の余白に、新たな活力が満たされていくような感覚です。ですから、頑張れない自分を責める必要はありません。「何もしない」という選択は、未来の自分への投資なのだと考えています。
罪悪感を和らげ、心地よく休むための工夫
そうは言っても、いざ休むと決めても、部屋の細かな乱れが気になって落ち着かない、ということもあるかと思います。そこで、私が「何もしない日」を罪悪感なく、穏やかに過ごすために意識している、いくつかの工夫をご紹介します。
「これだけは」という最低限のラインを決める
完全に「ゼロ」を目指すと、かえって落ち着かない性分のため、自分を許すための最低限のラインを決めています。例えば、「食事で使った食器だけは洗っておく」「洗濯機を一度だけ回しておく」など、ごく簡単なことです。この「ひとつだけ」が終われば、あとは何もしなくても良い、という自分だけのルール。これがあるだけで、「一日全く何もしなかった」という気持ちが、ずいぶんと軽くなります。
自分の好きなことで時間を満たす
せっかくできた時間ですから、普段「時間ができたら」と後回しにしていることで、心を満たしてあげるのが良いと思います。私の場合は、録り溜めた番組を見たり、読みたかった本の世界に浸ったり。あるいは、いつもより少し丁寧にコーヒーを淹れて、静かに味わうだけでも、豊かな時間になります。掃除や家事から意識を離し、好きなことに集中することで、気持ちの切り替えがスムーズになります。
「見ないふり」を意識的に行う
床に落ちた髪の毛や、テーブルの上の小さなゴミなど、気にし始めるときりがありません。今日だけは、それらを「見ないふり」してみます。「また明日きれいにするから、今日はそのままで」と心の中でつぶやき、意識をそらします。これができるようになると、必要以上に自分を追い詰めなくなり、心が楽になるのを感じられると思います。
毎日頑張ることは、もちろん尊いことです。ですが、それ以上に大切なのは、無理なく、穏やかな気持ちで日々を続けていくことなのかもしれません。たまには完璧を目指すのをお休みして、ご自身の心と体をゆっくりと休ませてあげてくださいね。


