テレビで活躍するあの人の著書
テレビをよく見る人であれば、一度は「メンタリストDaiGo」さんのことを見たことがあるのではないでしょうか?
会話しているだけでまるで人の心を読んでいるように考えていることを当てていくあの技術、すごいですよね。
メンタリストDaiGoさんはほかにもいろんなものに精通しているようで、片付け本も出しているとのこと。
早速読んでみたので、その内容や感想を書いていきます。
本のタイトルは「人生を思い通りに操る 片付けの心理法則」。
まさにメンタリストDaiGoさんならではなタイトルになっています。
この本のポイント
この片付け本の内容は、ただ単に「こういう片付けをすると簡単に収納ができる!」というような片付け術を紹介しているわけではないところがポイントです。
なんなら、今後片付けを必要としない人生にするにはどうするか、というのがロジック的に書かれています。
片付けが好きな身としては、不要かな?と最初は思いましたが、どう考えればモノを減らすことができるかなど、ずいぶん参考になりました。
特に参考になった内容の一つが、「1イン2アウト」という考え方です。
1つものを買ったりしたら2つものを捨てるという考えで、単純な計算で新しいものが増える度にどんどんものが減るという考えです。
この考えを持ち実行することにより、「なにか2つのものを捨てるほどのものか?」と新しいものを購入するのに慎重になれるんです。
洋服やカバンなどに対しこの考えを持てたら、浪費も抑えられますしクローゼットの場所もどんどんスッキリとしていきますよね。
次に、同じ機能を持つものを3つ以上持たないという「数量限定」。
これに関しては、気になるお掃除グッズがあったら財布が緩くなってしまう自分を反省できるようになりました。
もちろん全部便利だし買ってよかったアイテムばかりなんですが、これからはより厳選し、より良いアイテムを持つようにしよう!と考えました。
最後に、子どもにも試してみようと思えたのが「写真暗示」と言う方法です。
これは綺麗な状態の部屋を撮影しいつでも見れるようにすることで、汚れた部屋を片付けたくなるという心理を利用した方法らしいです。
なんとものを散らかす癖のある子どもにも効果が見られたと書いてありましたので、子どもの片付けに悩む日にぜひ試してみようとしっかりチェックを入れました。
片付けは苦痛じゃないけれど……
片付けや掃除が嫌いなわけではないのですが、この本に書かれている「物の価値を考える」という点にはとても感銘を受けました。
ものを捨てるのがあまり得意ではなかったのですが、これを機にきちんと整理整頓し「自分にとって何が大切なものか」をしっかり考えたいと思います。
心理学にのっとってとてもロジカルに書かれていますので、とても読みやすく説得力があったのでいろんな方へおすすめできる一冊です。