マットレスにカビが生えてしまったら!? 上手な取り方
湿気が原因でマットレスにカビが生えたなら、買い換える前に、次の方法を試してみてください。
マットレスのカビ取りは、消毒用のエタノールを使って殺菌するのがおすすめです。
まず、きれいな雑巾やタオルなどの布、お湯、ドライヤー、消毒用のエタノール、エタノールを吹き付けるスプレーボトルを用意します。
スプレーボトルにエタノールを入れて、マットレスのカビた部分にしっかりと吹き付けます。
マットレスが湿るくらい、十分にエタノールを吹き付けてください。
そのまま、約1時間置いておきます。
その後、お湯につけて軽く絞った布で、カビの部分を拭き取りましょう。
このときにゴシゴシとこするのではなく、トントンと叩くように拭き取ります。
カビをきれいに拭き取ったら、湿った部分をドライヤーでしっかりと乾かします。
マットレスが乾いたら、風通しの良い場所で陰干しして完全に乾燥させます。
これできれいに落ちるはずです。
しかしあまりにもカビの発生が酷い場合や、黒ずみが残る場合は、プロのクリーニング業者に掃除の依頼をおすすめします。
マットレスにカビを発生させないための予防方法
人は眠っているときに、毎日コップ1杯分の汗をかきます。
この汗を吸うためにマットレスは湿度が上がりやすく、カビの繁殖に最適な場所になってしまうのです。
さらに、床に直接マットレスを敷いていると通気が悪くなるため、カビが発生しやくなります。
マットレスは床に直接置かず、足のあるベッドの上に敷いて使う事をおすすめします。
床にマットレスを置く場合は、マットレスの下にすのこを置くと、床との間に隙間ができて通気がよくなります。
すのこの上に除湿マットを敷いておくと、さらに安心です。
除湿マットもこまめに陰干しして、清潔に保つようにしましょう。
こうすることで、カビが発生するのを防止できます。
ベッドを壁際にピッタリと置くのも通気が悪くなるのでおすすめできません。
部屋の隅など、壁際にベッドを置く場合は、壁とベッドの間に10センチ程度の隙間を作って、通気をよくしましょう。
マットレスに直接シーツを敷くのもNGです。
眠っている間にかいた汗が、マットレスに吸収されて湿気てしまうからです。
マットレスには汗を吸収するためのベッドパッドを使用し、その上からシーツをかけて使いましょう。
また、ベッドパットやシーツは、小まめに洗濯をして、常に清潔に保つよう心がけることも大切です。
人はベッドの上で一日の3分の1を過ごしています。
日中の疲れをしっかりと取るためにもベッドのお手入れをして、安眠できる環境を作りましょう。
少しの工夫で、湿気に負けない環境が作れますよ!