掃除好きな主婦のブログ

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人生がときめく片づけの魔法

ときめき方を考える女性

片付けが苦手な人にこそ読んでもらいたい本

「人生がときめく片づけの魔法」は、一時期テレビ番組でも何度紹介された大人気の書籍です。
著者は近藤麻理恵さんは通称「こんまり」としてもよく知られる片づけコンサルタントで、実際にテレビに出演されてそこで片付けの方法をレクチャーするという活動もされています。

書籍の最初から「一度片づけたら二度と散らからない方法」を教えると大きく出ており、片づけが苦手な人にありがちな「せっかく掃除をしてもほんの数日でまたぐっちゃくちゃになってしまう」という悩みに対応することができる本となっています。

実際にこれまで近藤麻理恵さんが手がけた片づけ実績では、床が見えないようなお部屋をあっという間にスイートルーム並のおしゃれなお部屋に変えてしまうといったこともあって、片づけが根本的に苦手な人にとってはまさに大変おすすめの本となっています。

近藤麻理恵先生は子供の時から主婦向けの雑誌を熱心に読む趣味を持ってたのだそうで、そこに何度か登場する片づけマニュアルを読んでいるうちに自分なりの片づけ方法を考えつくようになったといいます。

現在の「片づけコンサルタント」という仕事を開始したのはなんと大学2年生のときからなのだそうで、女性にとって大きな悩みになっているお掃除を女性らしい目線からやりやすく提案してくれています。

よくある「捨てなさい」だけの本ではないところが特徴

この「人生がときめく片づけの魔法」の最大の特徴は、片づけ本によくある「捨てなさい」を前提にした構成になっていないということです。
もともと片づけブームが起こったきっかけは「断捨離」という言葉が一躍大流行したことで、とにかくものを持たない生活をすることこそが素晴らしいといった先入観が広く植え付けられることになりました。

確かに余計なものに囲まれた生活は不便なものですが、かといって全く何も持たずに生活をすることはできませんので必要なものをどうやって収納していくかというテクニックは不可欠です。

そこでこの「人生がときめく片づけの魔法」では、片付けのプロセスとしての一つとして捨てるということは提案するものの、捨てるための片づけではなくどのように大切なものを手元に残すかというところに集中して教えてくれています。

片づけが苦手で片づけマニュアル本を何冊も読んでいるにも関わらず一向に部屋がすっきりしないという人の場合、「捨てる」「残す」の判断がもともと苦手ということもよくあるので、まず自分の身近な品物としっかり向き合うということを実感するためにこの本を試してみてもらいたいです。
文章も目線が低く、上からものを教えられるという印象が全くないというのも読みやすくて好印象です。